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        日蓮正宗の勤行 五座三座の勤行

五座三座の勤行といえば、誰でも知っているとおり、 日蓮正宗の信仰における、基本中の基本です。

日蓮大聖人は勤行の意義について 「仏の名を唱へ経巻をよみ華をちらし香をひねるまでも 皆我が一念に納めたる功徳善根なりと信心を取るべきなり」(一生成仏抄) と信仰の基本であると仰せです。


勤行の意義

勤行とは「行を勤める」と読み、信心をしていく上で、 最も基本的な実践であり、かつ最も大切な究極の修行です。

釈迦仏法では歴劫修行といって、何度も生まれ変わってきて、 気の遠くなるほどの長い長い年月をかけて修行し、 初めて成仏の境涯に至るとされていますが、 日蓮大聖人の仏法では、この一生の間に即身成仏するということが 説かれています。

いわゆる釈迦の「歴劫修行」に対して「直達正観じきたつしょうかん」といい、 煩悩即菩提ぼんのうそくぼだい、受持即観心じゅじそくかんじんと説かれています。

しかし凡夫の私たちは、自分でいくら力んでみても 仏界を湧現させることはできません。

ゆえに日蓮大聖人は仏の生命の当体として 南無妙法蓮華経の御本尊を顕されたのです。

勤行の目的はこの御本尊と境智冥合するための実践なのです。

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勤行の姿勢

「日蓮がたましひをすみにそめながして・かきて候ぞ信じさせ給へ」 と御書にあるように、人法一箇の御本尊は、 仏の生命の当体ですから、生身の日蓮大聖人に 直々に御目通りするという心構えで勤行に臨むべきでしょう。

御本尊を正面に拝して座ります。

この際、足左右の親指を重ね、その上に骨盤を乗せるように座り、 背筋を伸ばします。

合掌は、胸の位置で自然に合掌し、指先が鼻の方を向くようにし、 脇をしめます。

あごを引き、不動不揺の姿勢で、腹式呼吸で、 声は中庸にして、大きからず小さからず、速さも速からず遅からず、 お経は経本を見て正確に、題目は御本尊の「妙」の字を見つめて、 節をつけずに心をこめて唱えます。


正行と助行

朝夕の勤行において、私たちは法華経の「方便品第二」と 「如来寿量品第十六」を読みます。

これを助行といい、唱題を正行といいます。

この正行である題目の功徳を助け顕すために、 御本尊を称える説明文として、助行である方便品・寿量品の 読経を行います。

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意 味

初座
諸天供養

「東は太陽が昇る方角で諸方のはじめ」といわれるように、 一日のはじめにあたり、 大日天王(太陽)をはじめとする諸天善神に対し題目の法味をささげる意味があり東天に向かって勤行をする。

まず本尊に向かって題目三唱する。

初座は東天に向かって題目三唱し、方便品、寿量品(自我偈)を読誦した後、引き題目を三遍唱え題目三唱し観念文を念じ題目三唱する。

第二座
本尊供養

久遠元初の本仏の当体で、事の一念三千の法体である「本門戒壇の御本尊」を讃歎し、威光の倍増と利益の広大を願う。

本尊に向いて、方便品、寿量品(全文)を読誦し引き題目を三遍唱え題目三唱し観念文を念じ題目三唱する。

第三座
三師供養

末法の本仏である日蓮、唯授一人血脈付法・本門弘通の大導師である日興、一閻浮提の座主である日目、以下大石寺歴代法主の徳に対する報恩謝徳する。

方便品、寿量品(自我偈)を読誦した後、引き題目を三遍唱え、題目三唱し観念文を念じ(観念文の途中で二回、題目三唱)題目三唱する。

第四座
広宣流布 祈念

広宣流布の祈念と各自の信心倍増・謗法罪障消滅、現当二世に亘る所願の成就を祈念する。

方便品、寿量品(自我偈)を読誦した後、引き題目を三遍唱え題目三唱し観念文を念じ(観念文の途中で一回題目三唱)題目三唱する。

第五座
回向

故人の追善回向を行い、法界の万物が平等に、 題目の功徳に浴し、安穏にして寂光土に帰することを祈念する。

方便品、寿量品(自我偈)を読誦した後唱題し、唱題が終わって題目三唱、回向して題目三唱し、観念文を念じて最後に題目三唱する。

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朝の勤行

初座から五座
初座は鈴を打たない。

夕の勤行
二座、三座、五座を行う。
五座での回向は翌日分

鈴の打ち方

方便品に入るところで7回、
寿量品に入るところで3回、
唱題に入るところで7回、
引き題目と唱題の後で5回、
最後の題目三唱の前に3回打つ。
回向は鈴を打ちながら行う。

総本山大石寺では、毎朝2時30分より、法主の大導師による「丑寅勤行」が 客殿で毎日欠かさず行われている。

「丑寅勤行」では、朝の五座の勤行をした後、 「本門戒壇の御本尊」の遥拝(方便品、自我偈、唱題)が行われている。

丑寅勤行は上代では、天壇、本堂、御堂、客殿、墓所の5ヶ所で 読経・唱題が行われていたが、江戸時代初期以降、 現在のように客殿1ヶ所で五座の形式で行われるようになった。

五座三座
五座三座の様式については、第26世日寛上人が、

「若もし堪たえタラン人ハ本山ノ如ク相あい勤つとむヘシ
若もし爾しからズンバ十如自我偈題目ナリトモ五座三座ノ様式
相あい守まもるヘシ」(金沢の信徒・福原式治氏に宛てたお手紙)

と、当時の総本山と同じように方便品・寿量品の長行・唱題を、 それぞれ五回繰り返して行ない、それができない場合は、 方便品の十如是までと寿量品の自我偈に略してでも、 五座三座という形だけは守れ、とご指南されています。

さらに日寛上人は、こうした勤行の様式を含む本宗の化儀を、 誰が立てられたか、ということについて、 『当流行事抄』に、
「但我が富山のみ蓮祖所立の門流なり。故に開山已来化儀化法、 四百余年全く蓮師の如し」(六巻抄 193頁) と著されています。

すなわち、日蓮正宗富士大石寺の勤行の形は、 他ならぬ宗祖日蓮大聖人がお立てになり、 それを日興上人以来の御歴代が、師弟相対の信心をもって そのまま受け継ぎ、遵守してこられたということで、 まさに「相伝に有らざれば知り難し」です。

東天に初座
さて朝の勤行の初座において、東方を拝するが 日蓮大聖人は次のように仰せです。

「又某を恋しくおはせん時は日日に日を拝ませ給へ・ 某は日に一度・天の日に影をうつす者にて候」(新池御書)

初座において東天を拝む、化儀の根拠となる文証がこれです。

五座
次になぜ「五座」なのか、根拠は日蓮大聖人の御義口伝にあります。

「第三六念の事  念仏 念法 念僧 念戒 念施 念天 御義口伝に云く念仏とは唯我一人の導師なり、 念法とは滅後は題目の五字なり念僧とは末法にては凡夫僧なり、 念戒とは是名持戒なり、念施とは一切衆生に題目を授与するなり、 念天とは諸天昼夜常為法故而衛護之の意なり、 末法当今の行者の上なり之を思う可きなり云云。」(御義口伝下)

五座の意義の原点と拝すべき御指南とされています。

念仏とは唯我一人の導師なり・・・・・・・・・・三座・大聖人
念法とは滅後は題目の五字なり・・・・・・・・・二座
念僧とは末法にては凡夫僧なり・・・・・・・・・三座・日興上人以下御歴代上人
念戒とは是名持戒なり・・・・・・・・・・・・・四座
念施とは一切衆生に題目を授与するなり・・・・・五座
念天とは諸天昼夜常為法故而衛護之の意なり・・・初座

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観念文の大事

御当代御法主日如上人猊下は次のように御指南されています。

「日蓮大聖人、日興上人以来の御相承の深義が、 観念文の文言のなかには含まれているのである。

その難信難解な御大事を、一般僧俗の信心に対して、 観念修行としてお許しくださったのが、御観念文なのである。

私たちは、いよいよ謗法の念慮を絶して、 浄心に観念しなければならない。」(平成17年初登山での御指南)

「観念」とは生命の当体を一念三千と観て、深く思索し念ずるのです。
従って日蓮正宗の朝夕の勤行には「報恩」「感謝」
「反省」「懺悔」「決意」「祈念」そして「追善」「回向」、
すなわち人間の一番美しい心の全てが含まれており 毎日この善行を善因として積んでいくのが勤行なのです。

創価の「祈念」は「あれ欲しい、これ欲しい」とおねだり信心では 人生の崩壊と堕地獄を象徴するものでしかありません。

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最後に創価諸君が知らないだろう、勤行に関する話を紹介しましょう。

お経本(勤行要典

法華講では 「勤行の時は、必ずお経本を開く」ということが当たり前です。

これは先ほども出ました御書に 、 「仏の名を唱へ経巻をよみ華をちらし香をひねるまでも 皆我が一念に納めたる功徳善根なりと信心を取るべきなり」(一生成仏抄) とあるとおり、「読む」のです。
「諳(そら)んじる」のではないのです。 「読経」というのはそういうことです。

なぜなら、 「御経の文字は六万九千三百八十四字・一一の文字は皆金色の仏なり」、 (上野殿母尼御前御返事=単衣抄) とあるように、お経の文字一字一字が、仏様そのものであると拝するのです。

ですから信心歴が長くなって、「お経を全部暗記している」という 思い上がりが、せっかくの勤行も功徳を減じているということになります。

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数珠

数珠の起源は、釈尊が波瑠璃王に 「もし悩みを解決したいと思うなら、木の珠を百八つ連ね、 それを常に身から離さずに持ち、仏法僧を念じ修行していきなさい」 と示したことに始まるといわれています。

要するに、我々下劣の衆生を仏法僧に引き合わせ 仏道修行を成し遂げさせる大切な法具が数珠なのです。

数珠の左右にある二つの大珠は、親珠といって、 父と母、妙と法を表しています。

百八つの連なる珠は、我々衆生が持つ百八つの煩悩を、 その間にある四つの小珠は、四大菩薩の徳(常楽我浄)を表しています。

数珠の丸い珠は、全てを円満に具足する妙法の功徳を表し、 全体の形は妙法を信ずる者の、一身を表しています。

左右の親珠からなびかす房は、妙法を全世界になびかす 広宣流布を表します。

数珠のかけ方は、左手中指に房二本、右手中指に房三本をかけ、 中央で交差するよう内側にひねってかけます。 かける場所は、指の第一関節です。

これは蓮華のつぼみを意味し、当体蓮華を表し、 内側にひねることで功徳を漏らさず貯める大白法を意味します。

数珠は、揉むためのものではありません。
数珠をかけて御本尊を拝し、勤行に励むとき、 種々の悩みや迷いを解決して成仏の境涯を成就していける、 仏道修行を助ける法具としての数珠の功徳といえます。

したがって畳の上に直接置いたりせず、 ふくさ等に包んで粗末にならないようにすることが大切です。

子供の口にしゃぶらせたり、甚だしいのは珠に人名を刻みつけたり していますが、数珠の意義を弁えぬ大きな誤りといわねばなりません。

日蓮正宗で使用する数珠は、あらかじめ総本山及び末寺において、 御本尊の御前にて開眼されたものに限ります。

なお数珠の紐が切れた場合には、仏具店にて修理してもらい、 古くて使用できなくなった場合には、 所属寺院に納めるようにしたらよいでしょう。

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過去帳

日蓮正宗の過去帳には、日蓮大聖人をはじめ、 歴代御法主上人の御命日、大聖人の法難なども記されており、 自らの先祖・縁故者の追善回向と併せ、 毎日の報恩回向ができるようになっています。

勤行五座後の唱題終了後、題目三唱の後、鈴を連続して打ちながら、

1.過去帳記載の大聖人以下御歴代上人の御命日忌の報恩謝徳として 「○○上人御命日御報恩謝徳御供養の御為に、南無妙法蓮華経」と観念

2.過去帳記載の法難の報恩謝徳として (例)「文永八年九月十二日宗祖日蓮大聖人竜の口御法難御報恩謝徳の 御為に、南無妙法蓮華経」と観念

3.過去帳記載の諸霊(大聖人御両親も含む)命日回向として 「○○○○命日忌追善供養の為に、南無妙法蓮華経」と観念

なお、過去帳は夕の勤行の際に翌日付のページの観念・回向を行い、 朝の勤行では当日付の観念・回向を行います。

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お給仕

「仏の名を唱え経巻を読み華をちらし香をひねるまでも 皆我が一念に納めたる功徳善根なりと信心をとるべきなり」 ご本尊のかけがえのない大切さを知って、 信心の真心からお給仕させていただくのですから、 単に形式主義的に言っているのではなく、 最高の内容には最高の形式と作法で真心を表していくことです。

御宝前を常に清浄にしておきます。

仏壇の上に何かを乗せたり、棚を作ったり、 写真を貼ったりしてはいけません。

御宝前には向かって右側に灯明、左側にシキミ (対の場合は外側から内側に)、 中央に香炉を一直線になるように置きます。

これを三具足といい、灯明は仏の智慧の光を表し(報身)、 シキミは仏の御振舞いを表し(応身)、 御香は仏の生命を表しています(法身)。(三具足を三身に表す) 日蓮正宗では色花は使用しません。

色花は見た目には美しく見えますが、 すぐに枯れて変色して散ってしまい、仏法から見れば、 まさに「無常」を示しているのです。

シキミは常緑樹であり、毎日、水を取り替えてやれば一、二ヶ月は 枯れることがない日本唯一の香木で、 不浄な邪気をを払うといわれています。

シキミの水は毎日取り替えますが、その際全体に水をかけ、 根元のヌルヌルした汚れを洗い落とすと長持ちします。

御香は線香を三本焚きます。

これは仏法僧の三宝へ、御香の香りで仏前を清浄にして 供養することを表しています。

日蓮正宗では古来より線香は横にねかせます。

立てた場合に灰が散乱するのを嫌い、心の散乱を防ぐ意味があります。

御宝前の掃除は、不浄な息がかからないように、 口にシキミを一葉くわえて行います。

仏壇の扉は、朝起きてお開けし、夜休む時にお閉めします。

外出して家中に誰もいなくなってしまう時や、 謗法の人々が頻繁に出入りする場合にはお閉めします。

毎朝お供えするお水は、早朝誰も使わないうちに器に汲み、 シキミを一葉入れて供えます。

朝は勤行の前に供え、夕は勤行の前に下げましょう。

ご飯を炊いた時には、お初を器にとり、 「南無下種三宝御報恩謝徳御供養のため、南無妙法蓮華経」 と心で念じつつ鈴を三つ打ち(三宝にお供えする意味)、 題目三唱して、その後すぐにお下げします。

お菓子、果物等は、鈴を三つ打ち、題目三唱してお供えします。

肉、魚、ラッキョ、ニラ、キムチ等の、強い匂いがするものは、 お供えを避けましょう。

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